Category [ 本 ] 記事一覧
ハンナのかばん
公演記録を書くつもりが、原稿が仕上がらなかったので、本のレビューを。 2月14日はマネージャーのゆりさんの誕生日なので、彼女に紹介された本。 アウシュビッツで虐殺されたユダヤ人と言えば最も有名なのがアンネ・フランクですが、この物語は同じく少女で、しかもアウシュビッツに到着直後にガス室送りになった少女の話です。 アンネ・フランクが終戦直前のアウシュビッツで数ヶ月生き延びたのを知っていたぶん、いくぶん...
天龍八部
今年(2008年)の2月7日は、旧正月の1月1日、元旦。「春節」です。 新年快楽、万事如意。あけましておめでとうございます。 春節にふさわしい題材。 中国現代4大小説家の一、金庸の『天龍八部』をお送りします。 金庸の長編武侠小説の最高峰。 主役は段誉、喬峯(蕭峯)、虚竹、慕容復。 ヒロインは王語嫣、亜紫、亜朱、木婉清、鍾霊。 南宋(漢民族)、大理(南方少数民族)、吐蕃(チベット族)、西夏(タング...
終末のフール
伊坂幸太郎・作 「8年後に彗星がぶつかり地球は消滅する」と宣告され、この5年は未曾有の混乱期だった。殺戮暴虐の限りを尽くし、終末まで3年と数えるこのごろ、ひとびとはあきらめ、街は沈静しつつあった。 日本・仙台のとある団地に住むひとびとのオムニバスの物語。 初めて読む伊坂幸太郎。 わたしのまわりには伊坂ファンは多いようで、彼らの書評を目にしているうち興味がわいてきました。 だから、今回の1冊で伊坂作品...
八甲田山死の彷徨
先週はとても寒かったですね。 何年経っても、この時期は寒波が寄せるのか・・・。 過ぎてしまいましたが、1月23日は『八甲田山死の彷徨』の日です。 新田次郎・作。 日本史上最低気温の日におこった史上最大の山岳遭難事故を題材にした、準ノンフィクション小説。 日露戦争直前の1902年、厳寒の八甲田山を全踏破した弘前歩兵第31連隊と、同日に逆ルートで行軍し、出発直後に210名中199名が凍死した青森第5...


