半径723mmの鑑賞録
 歴史好きな舞台女優による「古今東西、美しいもの」の鑑賞録です。 最新流行を追わなくても、「いいものは、いい」。 それを、きちんと形に残していければいいな。 ※ネタバレ注意※
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鹿児島歴史たび 4 「西郷どん」
2007/09/26(水)
 いざ次の場所へ!と気負ってはみたけれど、空き時間を利用したふらふら紀行なので、目的地なんてないのでした。
 とりあえず市街に向かいつつ、車内から見たもの。
 川辺峠からのぞむ錦江湾 → 谷川護国神社 → 市立考古博物館 → 西郷隆盛誕生の地 → 維新ふるさと館 → 城山公園


 城山公園の観光案内に「西郷洞窟」とあり、徒歩で目指すことにしました。
 「ドン広場」(紙砲をドンと撃って時報を知らせた)を過ぎたあたりで、ひどいどしゃぶり。同じく途方に暮れていた犬の散歩中のおばあちゃんと、道案内がてら話し込んでしまいました。
 「その、首にぶら下げてるものは何なの?」「iPodと言って音楽を聴けます。」「そうかね。サイゴウタカモリならバスで降りないと。」
 なんだか脈絡のないおばあちゃんだなー、場所勘違いしてないかなーと不信感でいっぱいのまま、車に乗り換えます。
 
 やっぱ遠かった。路線バスも停まった。おばあちゃん、ありがとう! いいおばあちゃんだ!
せごどん1

 せごどん2

 西郷洞窟。
 西南戦争最後の本陣。熊本・田原坂の激戦から退却後、故郷鹿児島城山に布陣した西郷軍。城山山道の洞窟に本陣を置くも、近代武装した政府軍の猛攻に耐え切れず、5日後には退却。この洞窟を捨てた直後、西郷隆盛は最期を迎える。


 こんなところに本陣を退く。もはや、敗北は動かしがたい事実だと誰もが悟ったことでしょう。
 それでも、白旗をあげるわけにはいかない。武士の最後の意地がしのばれます。
 本陣といっても、とても狭いのです。2畳と5畳くらいの細長い洞窟が隣り合っています。何人が横になれるでしょう。最後の5日間、ふもとの官軍の銃声を耳にしながら、まんじりともせずに夜を明かしたにちがいありません。
 もしかしたら、死に場所をさがしていたのかもしれません。

 そして、「敬天愛人」の碑の脇を通り、車で5分。

さらば、せごどん

 西郷隆盛終焉の地。
 洞窟の本陣から退却してわずか300メートル、西郷は太腿と腰に流れ弾を受ける。死地を悟った西郷はこの地で自刃する。


 ここですよ、有名な「晋どん、もうここらでよか」の地!! きゃー。学研マンガ『西郷隆盛』で読んだぞ。
 おしゃれなマンションの隣の、ひっそりとした場所でした。

 それにしても、「晋どん、もうここらでよか」って意味がつかみづらいな~と子どものころから悩んでいたのでしたが、英語案内では「Shin, my friend, as far as we go.」と訳してあったんですよ。
 泣きましたよ! 心は滂沱の涙!!
 なんかもー「おれら、こんなとこまで来ちゃったんだな。」みたいな、「やるだけやったよな?おれら。」みたいな、なんかそーいう感じでしょうか!!(英語はもちろん苦手なのでお笑いめさるな。)
 こーして、晋どんこと別府晋介の「御免なったもんし(お許しください)」の掛け声による介錯で、西郷隆盛、自刃。享年50。

 
 「西郷どん」は鹿児島の方言では「せごどん」と呼ぶらしい。
 当日は「せごどんウォーキング」週間。西郷さんのゆかりの地には案内員が常駐しているとパンフレットにはありました。・・・が、そんな方には会いませんでしたなぁ。ま、台風一過だったしね。


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セルラー
2007/09/25(火)
 公開中のファンタスティック・フォー第4作。
 前作より興行成績がよさそうですが、FFメンバーのクリス・エヴァンズにちなんで映画レビュー。

 誘拐された女教師からのSOSを、携帯電話で偶然に受け取った青年。
 陰謀うずまく誘拐犯から彼女の一家を救出するまでを、携帯電話一本を命綱にしたサスペンス。


 全世界で日進月歩の携帯電話をモチーフにした映画
 10年後には技術の進歩により廃れる作品となるかもしれませんが、まだまだ十分楽しめます。2004年の技術の粋を凝らした救出劇です。


 この作品のおもしろいところは、主役のふたりが、実際には一緒に演技をしていないし、電話での会話も演技であるという点ですね。
 なのに、手に汗握る緊迫した演技を2時間も見せるわけです。とある1日の設定ですので、一貫した緊張感を表現しなくてはなりません。撮影期間は数ヶ月にわたるはずですから大変集中力のいる作業です。
 シチュエーションが千変万化するクリス・エヴァンスはさりながら、キム・ベイシンガーはひたすら監禁されている身。
 限られた条件下で、「誘拐された恐怖」「息子が誘拐される恐怖」「夫が狙われる恐怖」・・・あらゆる緊張感と恐怖を次々に表現していきます。
 役者としての引き出しの数を問われる荷の重い役どころに注目です。

 また、社会風刺が隠されているのも、スピード系のサスペンスにはあまり見られないおもしろさです。
 誘拐犯は現役警官だし、誘拐のきっかけも警官の暴行事件。主人公をフォローしてくれる正義の警官のおじちゃんですら、職場に副業を持ち込む怠業ぶりです。
 巨大な公的権力の腐敗=有機に、最新機器の技術=無機が勝つ。その対比がまた、ラストの痛快さを生んでいます。

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鹿児島歴史たび 3 「八瀬尾の滝」
2007/09/23(日)
 「清水磨崖仏」を過ぎたあたりで、観光看板を見つけ、近くに滝があることを知りました。
 まずは道の駅で情報収集することに。

 道の駅川辺やすらぎの郷で、昼ごはんがわりに、名産の青蜜柑とおからを使った蒸しパンをお買い上げ。
 ついでにそのへんにいたおばさまたちに滝の場所をおしえてもらいます。
「滝? ああ、夏でもひんやりしてるあそこ?」
「滝は大抵そうですけど、多分そこです。」
「じゃあ、八瀬尾大権現って小さな看板があるからそこでまがりなさい。」
 
 案内どおり進むも、どんどん林道に入っていきます。また雨が降り始めるし、暗くて恐いし・・・。
 心細さにため息をついたその時、目の前に大きな長い滝が。
八瀬尾の滝

 八瀬尾の滝。町指定名勝。(川辺町は「日本の水の町100選」のひとつです。)
 第1から第8の滝があり、実際には14の滝があります。八瀬尾の「八」は「たくさん」の意味ね。
 この場所から見えるのは第1と第2の滝。第2の滝は落差があるうえ、第1とつながっているように見え、長い滝に見えたのでした。
 
 滝の脇に無人の社があり、そこが八瀬尾大権現
 主神は天之御中主(あめのみなかぬし)神。行きつけの自宅近くの天之御中主神社を思い出し、がぜん気分は上向きに。
 サワガニも発見だー!
 雨でどろどろの沢をパンプスでよじ登ってしまいました。


 そうしてマイナスイオンをめいっぱい吸収し、蒸しパンをかじりつつ、いざ次の場所へ。


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小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話
2007/09/22(土)
小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話


昭和20年8月15日。その日を迎えた3組の生き物の死を描く戦争童話集。


 鹿児島旅行に行ったのですが、家族は知覧の特攻隊記念館を観にいきました。
 わたしは3年前に行ったばかりなので、正直気が進まず、拒否ってしまいました。
 誰でも一度は行き、戦争と平和について学ぶべき場所のひとつなのは確かです。が、誤解を恐れずに言いますと、つまり、重いんです。重さに耐えるのがしんどいんです。
 と弱音を吐いておりましたら、
「あーわかる、わかる。見なくちゃと思いつつも、『火垂るの墓』をこの夏こそは避けたいって感覚だよね。」
と、先輩。言いえて妙であります。

 野坂昭如は正しい。事実から目をそらしていない。彼の物語は真実をもとにしている。メッセージも染みる。
 でも、救いがないんです。

 本書も、登場人物全員が死にます。
 恋するクジラと日本海軍の潜水艦の乗組員、言葉をうしなった孤児と彼にことばを教えるオウム、殺されそうになったゾウと彼を守るゾウ遣い。。。
 誰一人として助かった者はいない。

 そこに描かれたのは、終戦当時を迎えた多くの名もなき人の生死そのものなのでしょう。
 しかし、人って希望がないと生きていけないでしょう?
 生き抜こうとするたくましい姿になぐさめられるからこそ、平和を望むのだし、戦争をおこしちゃいけないと必死に対策を練ろうとするのでしょう。
 待つのは死と絶望ばかりって本を読むと、のっけから最後通告を突きつけられた気分になり、ただただ、反戦意識に追い込まれる。
 まちがってない、正しい手法だけれど、恐怖政治じみていて、純粋な平和の希求とは少々ちがう気がする。

 救いようのない野坂作品より、希望に満ちた『はだしのゲン』のほうが、褒められて育つタイプのわたしには、戦争はイヤだー!!!だから、平和がんばるぞー!!って前向きになれるんですよね。

(『火垂るの墓』を見たあとって特有の吐き気におそわれる・・・。
 そんな感じで、ぐったりしているので、今回もあらすじ解説は無し★)


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鹿児島歴史たび 2 清水磨崖仏
2007/09/20(木)
 川辺町の清水磨崖仏群。
鹿児島県の指定文化財です。
清水川の右岸、長さ400mの岩肌に、平安時代から明治時代に彫られた梵字や供養塔が並んでいます。


200709200902234

 写真1枚目は、もっとも古い平安時代後期のもの。
 供養塔の磨崖仏としては、日本最大。
 五行をあらわす梵字が刻まれています。

 供養塔のまわりには枡目が刻まれ、ありがたいお経が墨がきされているのが赤外線調査で判明。(風化して肉眼では見えない。)
 誰が何の目的で刻んだものかは不明ですが、当時は驚かれただろうな。
 これに憧れて、後代の人々が我も我もと磨崖仏を彫り始めたのも理解できます。
 高架線下のペインティングに近い心境かも…。

200709200902232

 写真2枚目は、もっとも新しい明治23年の作品。
 旅の仏師・吉田某というお坊さんが彫った十一面観音です。
 この吉田氏の磨崖仏は他にも阿弥陀如来と仏塔がありますが、京都の長谷寺の形式とまったく同じ。
 長谷寺にゆかりがある人物と推測されますが、来歴を研究されてはいないとのこと。 ただ、近隣に木彫仏も残していたり、別の場所の磨崖仏群にも作品を遺していたり、アグレッシブな仏師だったんだな。
 磨崖仏を彫るのは絶対に楽じゃないはず…これも修行なんだろうけど、ストイックな生き方したなぁ。

20070920090223

 写真3枚目。こんなふうに並んでますよ~。
 配列は無秩序です。みんな、空いてる場所に好き勝手に刻んだのね~。

 磨崖仏といっても、仏像は吉田某氏の作品のみ。
 磨崖仏マニアからすると、珍しいもの見たなという感想になります。
 また、平安~鎌倉時代の作品は線刻室町時代以降は浮き彫りで刻まれているのも特徴です。
 観光地としてはいぶし銀ですが、長さ400mの崖を一枚のキャンバスにした作品にはなかなかお目にかかれません。
 ありきたりの観光に飽きた方は、ぜひ。

 とにもかくにも、当日は台風一過でコロコロ天候がかわり、大雨とカンカン照りが5分ごとに入れ替わるのには悩まされました。
 旅のおともには雨晴兼用傘ですね。

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鹿児島歴史たび 1「清水の湧水」
2007/09/19(水)
 寿関連の用事があり、鹿児島に行ってきました。
人生3度目の鹿児島。
スケジュールを自由にとれたこともあり、かなりマニアックに歴史紀行を追求してきました。

熊本原産福岡出身のわたしにとって、九州は日本ではなく独立国です。
ただ、鹿児島だけは仲間ではありません
直感的に異質なのです。
今回の旅は、その直感を確信に変える、オモシロ楽しい旅でした。


 空港に着き、レンタカー(初☆TOYOTAのパッソ☆)で知覧へ。
 仲間と合流するも、特攻隊記念館武家屋敷を観光する仲間と別れ(3年前に観光済みだから♪)、単身、川辺町の磨崖仏観光へ。

20070919003342


 写真は川辺町の清水磨崖仏群に掛かる偲び橋。

 この川のそばには清魂の水という清水が湧き出しています。
 地元のひとたちがポリバケツ持参で車で汲みにくるほど有名のようです。
 こんこんと湧き出す清水。水量豊富。
 手ですくって味見しましたが、無味無臭なれど重みのあるしっかりしたおいしい水でした。


 まずは、順調に旅はスタートです。


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00:33 | 歴史| トラックバック:0 | コメント:0

大空を見上げたら-太陽・月・星の本展
2007/09/11(火)
@国際子ども図書館
公式HP http://www.kodomo.go.jp/event/exb/bnum/tenji2007-01.html
携帯サイトhttp://www.kodomo.go.jp/i/oozora/

 古代から現代まで人間に身近な存在であった太陽、月、星にまつわる伝承、文学から最新科学を、人間に身近な存在であった太陽、月、星にまつわる伝承、文学から最新科学に至るまで、国際子ども図書館が所蔵する資料を中心に、多角的な視点で各種の資料約300点を展示。

 相変わらずの遅筆で、またもや展示期間が終わってしまったが、書くぞー鑑賞録。

 目論見はいつも悪くないのです、ここの展示は。
 説明文の内容は興味深い。学術論文ならごはん3杯いけます。
 ただ、「本を手に取れない」のが難点です。展示されている本がすべてショーケースにおさまっている。これでは「図書館の展覧会」がまったく無意味です。
 手に取れて、紙をめくれて、この絵のつぎのページにこんな絵がくる。それが絵本の意義でしょう? それができないなんて!!
 図書館の特性を活かしきれていない展示をする悪い癖がここの図書館にありますね。

 ただ表紙を目にするだけの展覧なら、「関連書籍」「参考書籍」で一覧表をはりつけておけばいいのです。
 展示されたすべての本を手に取れるようにしなくてもいいのです。
1コーナー1冊、本に紐でも結んで、ショーケース上でぺらぺらめくらせてくれればいい。
 貴重本で触らせたくないなら、複製をつくればいい。カラーコピーでもいいじゃないですか!
 そうしてやっと、展覧会自体の意義がお客に伝わります。そしたら、JAXAから大枚はたいて借りてきた宇宙服にも興味がわくってものです。

 研究成果の説明文はおもしろいだけに、ショーケースの本に何が描かれてるのか見たくて見れない、そんなフラストレーションがたまる展示のしかたはそろそろ卒業してはいかがでしょうか。もう開館7年目ですし。

 ポスターはいつもかわいいんだよなぁ。。。
 これにつられて観に行っちゃうんだけど、がっくりして帰るさみしい道のり。
 あ、図書館の設備は総じておもしろいので、それはそれで必見です。
 電子図書館はハードもソフトも充実しており、映像も美しく、まる1日過ごせそう♪ 
 ホームページからものぞけます。 http://kodomo4.kodomo.go.jp/web/ippangz/html/TOP.html

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 愛読してるけど、その発想に驚いちゃった本。
 展示されてました。↓↓
パパ、お月さまとって!


00:01 | 博物館・美術館| トラックバック:0 | コメント:1

井出まさかずライブ
2007/09/09(日)
 劇団オグオブのホームページhttp://www.ogob.jp/index2.htm)がリニューアルするそうです。
 あわせて、こちらのブログへのリンクも貼ってもらえるとのこと。

 集客目的の低いブログではありますが、せっかくご覧になる方も増えるし、もうちょっと更新頻度をあげようと思いました。
 質重視(の、つもり)路線は、堅持してね。

 さて、「アコースティックギター ソロライブ」@地元のライブハウスに行ってきました。
 普段はバンド活動しているよ、という方たちが、アコギ一本で歌も歌っちゃう。
 自分なら一人芝居やってみろと言われてるようなものだなぁ。

 まずはごひいきバンドのギタリストさんの演奏。
 バンド編成の曲をアコギだけで聴くのも贅沢だなぁと満足。
 アーティスト個人の技を惜しみ無く出せるしね。

 トリが、井出まさかずさん
 唯一、ピンで活動している方。
 これが、ものすごい存在感なんですよ!
 帰ろうと席を立った足が止まりました。

 正直なところ、ライブハウスでは音感のいいバンドさんに会うことはあっても、将来テレビで見ることは???というバンドさんがほとんどです。
 だけど、井出氏はさらに声よし、ギター強し、声量よし
 しかも、トークも冴えている。(大阪ライブツアーから帰郷したばかりだから?)
 総合力で圧倒的でした。
 コミックバンド風でウケ狙い路線な詞は残念だけど、上をめざすにはやむを得ない選択だと納得もできる。

 もともと素晴らしい原石だったのでしょうが、さらに、お客さんを楽しませる為に、努力で研いた輝きがありました。
 お客さんが求めるものを正しく把握し、自分の夢とすりあわせて実現していく。
 簡単なようでいて、アーティストにはなかなか難しいものです。
 他からのニーズと内なるアートを努力で一致させた。
 その高みにいるアーティストさんに久しぶりに会いました。

 こーいうアーティストになりないなぁ。
 学ぶところが非常に多い方でした。
 憧れのまなざしで見上げてしまいましたよ。


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18:59 | 役者業| トラックバック:0 | コメント:4

アーサーとミニモイの不思議な国
2007/09/03(月)
アーサーとミニモイの不思議な国
http://www.arthur-movie.jp/no_flash.html

 試写会に行ってきました。
 リュック・ベッソン監督が初めててがけたCGアニメ。
 アニメといっても、実写場面とCG場面がカットで分かれています。合成が苦手な人でもOKです。
 来年公開のディズニーの新プリンセスものも同じ形式のようで、近年の流行なのかもしれませんね。

 とはいえ、「えっ、実写の主人公がまったく見た目が異なるCGキャラになるの?」と面食らいました。
 これは、「主演」と言っていいのか???? 声は同じ人がやるから主演なのかなぁ。
 主役のアーサーくんは、『チャーリーとチョコレート工場』の男の子・フレディ・ハイモアです♪
 実写のアーサーくんが表情がうまいだけに、CGキャラは見劣りするんだよね。
 本作CGはかなり上級レベルだけど、アニメに目が肥えた日本人は「あと、ほんのもう一歩」と思ってしまう出来かも。その点で、日本での評価がちょっと心配。

 だからこそ、一貫して実写のミア・ファローに安心します。
 おばあちゃんって呼ぶには皺のない美しい顔、キュートな演技。ストーリーをぐっと支える準主役。泣くも笑うもこの人次第という輝き方をしていました。

 キャストについてもう少々書くと、声優は原版も日本語版も豪華キャストです。
 ただ、ヒロインは原版ではマドンナ、日本語版では戸田恵里香。
 ヒロインは18歳くらい、はねっかえりでちょっぴりセクシーという役柄なので、どちらの声優にしても、帯に短したすきに長しの印象がぬぐえませんでした。
 敵ボスがデヴィット・ボウイ*Gackt。
 超越感&クール感は言うにおよばず、ネタまわしもけっこう上手でしたよ、Gackt。


 あとは・・・・、
 ストーリー展開はリュック・ベッソンらしく早回しで(早すぎて)あきさせない(ついていけない)構成になっているところも悪くなかったし、西海岸を思わせる赤みのかかった映像もオシャレでステキです。
 大冒険だけど、けっきょくは家の庭ってところもいいアイディアだと思います。
 つじつまのあわない出没を繰り返す、背の高い部族もわけわかんないけど、グー。


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アーサーとミニモイの不思議な国

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 えなりくんが声をあてていた王子様だ~。

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00:05 | 映画・DVD| トラックバック:4 | コメント:0

デスノート
2007/09/01(土)
 これはビデオでこそ観たい映画といえるかもしれません。
 ストーリーがしっかりしている分、映像は二の次・・・わざわざ大画面で見る必要性を感じないってことです。映像も良いレベルですけどね。
 デスノートのルールやそれにもとづく心理戦を何度も巻き戻してじっくり咀嚼したいところです。

 原作の小説やマンガを超えられない映画が多い中、この作品は原作も、二次作の映画(特に前編)もとてもよく出来ています。
 原作の魅力をあますところなく伝えようと努力しすぎる映画が多い中、『デスノート』は映画というメディアにしかできないことを探求し、成功しています。
 時間制限の多いメディアだからこそ、1本の映画としての起承転結を目指す。
 原作を上手につまみぐいし、時にはオリジナルストーリー・キャラクターを交える。それがまた絶妙な配分で、決して原作の味を損なわないのです。
 特に前編ラストの女性FBI捜査官の最期の筋立ては原作を超えています。後編は全体的にやや詰め込みすぎだけど、女子アナを2代目第2のキラにした点は、原作よりスッキリしてるな~。
 製作者の原作研究、映画というメディアへの挑戦意欲が感じられる作品となっています。

(つけたしみたいですが)出演者の豪華さもいいですね。
 藤原竜也・・・キラだ。はまり役だ。学生と言ってまだ通用するんだ。
 松山ケンイチ・・・白塗りが素顔よりイケてる。観るだけでお腹いっぱい~な甘党演技も見逃せない。
 鹿賀丈史・・・渋い。泣く。原作の父さんのがもっと泣かされるけど。父さん、父さーんっっ。
 戸田恵梨香ちゃん・・・腕ほそっ。
 片瀬那奈・・・キレイなお姉さんは好きですか?(だけど意味不明)なシーン満載。


 いつもなら全ストーリーを書きとめるのですが、長くなりそうだから割愛♪
 字数多くなりそうなんだもん~。


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デスノート1

デスノート2


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ディック・ブルーナとモダンアート
2007/09/01(土)
「ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方」http://www.city.sakura.lg.jp/museum/exhibition/miffy.htm
@佐倉市立美術館

 オランダの巨匠・ディック・ブルーナのおいたちやイラストレイターとしての半生、そして製作風景がたのしめる展覧会です。
 『ミッフィーとびじゅつかん』のストーリーどおりに順路がさだめられています。
 ワークショップも随所に設置されており、お子さまもたのしめる展覧会となっています。
 

 ブルーナといえばミッフィーちゃんを思い出す私ですが、それ以外にも作品はいろいろ。
 特に「ブラックベア」シリーズ
 かわいらしいキャラクターがしっかりと広告主のメッセージを伝え、しかも構図や「ブルーナカラー」と呼ばれる色使いなど、芸術性も洗練されています。
 広告業界にいかほどの衝撃を与えたことでしょう。西部百貨店の白くま人形を思い出させますね。

 ブルーナのイラストレイターとしての半生は、父が経営する出版社の、ペーパーバックの挿絵画家として始まります。
 つまり、始めから商業路線。多売の時代において、客を飽きさせないために、ブルーナは幾多の研究を重ね、画家の名作のパロディにだって貪欲に取り組みます。
マティスのジャズシリーズに影響を受けたというのは非常に納得がいきますね。)
 その結果極めた、あのキュートでシンプルな絵に秘められた妥協のなさ。
 芸術をたてまえに、客のニーズを把握しない独りよがりなアーティストには勉強するところも多いかもしれません。


 また、ワークショップもさかんです。(この美術館は毎回質のいいワークショップを開催します。)
 ブルーナの製作手順を真似して、わたしもミッフィーのぬりえに挑戦。
 通常の画材にはない、ブルーナカラーを使わせてもらえるのもうれしい♪
 ブルーナとコラボレーションした気分になれました。


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ブルーナ絵本


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夏の鑑賞録
2007/09/01(土)
9月になってしまいました。
7~8月の鑑賞一覧を掲載します。
鑑賞録を書くかどうかは、体力次第。


<星のめやす>
☆☆☆・・・どーなの、それ。
★☆☆・・・それなり。
★★☆・・・個人的にはおもしろい。
★★★・・・オススメ! とにかく観ろ!



映画・DVD
ホーンテッドマンション   ★☆☆
王の男        ★★★
ダニー・ザ・ドッグ  ☆☆☆
ダヴィンチ・コード  ★☆☆
顔(ドラマ)     ★★☆
時をかける少女(アニメ)  ★★☆
白くまになりたかった子ども ★☆☆
シャーロットのおくりもの  ★☆☆
フラガール      ★★★
フライト・オブ・フェニックス  ★★★
トゥーム・レイダー  ★★☆
ホーンティング    ☆☆☆
武士の一分      ★☆☆
手紙         ★★☆
タイフーン      ☆☆☆
アーサーとミニモイの不思議な国 ★☆☆
オーシャンズ12   ★★☆
オーシャンズ13   ★★☆
ドリームガールズ   ★★☆
 

●本
「ABC」殺人事件 有栖川有栖、恩田陸他 ★☆☆
あしながおじさん   ★★★
剣客商売⑪⑫⑬    ★★☆
神の雫①       ★★☆
バンビーノ①~⑨   ★★★
しっぽをなくしたイルカ★☆☆
明日があるなら上・下 ★★★
働きマン④      ★★★


ミュージアム
国立歴史民俗博物館 「弥生はいつから!?-年代研究の最前線-」  ★★☆
国立科学博物館「インカ・マヤ・アステカ帝国展」 ★★☆
佐倉市立美術館「ミッフィーとあそぶ夏休み~ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方」 ★★★
国立こども図書館「大空を見上げたら -太陽・月・星の本」☆☆☆


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バンビーノ


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[ PROFILE ]

NAME : のんゆり
劇団オグオブの女優です。
劇団オグオブHP>>>
http://www.ogob.jp/

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劇団オグオブ第18回公演 「鬼狩愚連隊、参上!」
オレンジジュースに罪はない
パクチーズ
ふりむけばカムロちゃん
政見放送

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