半径723mmの鑑賞録
 歴史好きな舞台女優による「古今東西、美しいもの」の鑑賞録です。 最新流行を追わなくても、「いいものは、いい」。 それを、きちんと形に残していければいいな。 ※ネタバレ注意※
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東葛フィルハーモニー吹奏楽団『世界音楽旅行』
2009/02/22(日)
 音楽旅行と題するだけあって、世界中の音楽をわかりやすくプログラムしてあり、音楽に慣れていない客でも親しめる選曲。
一曲ごとに、作曲家名やテーマ、作曲された背景をナレーションで入れてくれるので、目が見えない客にも親切ですね。
 プログラムを渡すだけの楽団も多い中、それだけでも、お客さんと楽しむ姿勢が見えて、好感が持てました。
コスプレあり、小芝居あり、飽きさせない工夫が随所にもられていて、客層の広さも納得できるなぁ。と思いました。

 『のだめ』のSオケよりも元気で楽しめるのは良いのですが、基礎的な「音楽を聴く姿勢」がなっていないお客様が多いのには、困ったもので…。
 演奏中に移動したり、しゃべったり、お買い物気分の人がすごく多いんだもん…。
プログラムに「演奏のききかた」を記載したほうがいいかもしれません。(そういう市民向け演奏会も観たことがあります。)

音楽面で難点を言うとすれば、曲により完成度のばらつきが激しかったこと。
これは多分、指揮者の力量の差ですね。
3人の指揮者が交互に棒を振るのですが、ひとりの方の時だけ、明らかに完成度が高くて、同じ楽団とは思えないほどでした。
 目をつぶっていても、第一音からその人だとわかる。

ほかの指揮者と何が違うのかずっと考えていましたが…、演奏者たちとの信頼度と、指揮者の技術。なにより、その楽団の持ち味が何かを知った上で、それを引き伸ばす能力が秀でているのだろうと感じました。
音痴ながら年に何度か音楽を聴く機会がありますが、正直、指揮者のなにがエライのかよくわからんと思っていました。
 が、こうして比較してみると、舞台でいうところの演出家と同じくらい、能力は歴然としているものだなと、新しい発見がありました。


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18:40 | 未分類| トラックバック:0 | コメント:0

ツキの王女写真館
2009/02/16(月)
CoRich舞台芸術とゆー、大手演劇SNSで、劇団オグオブは注目団体の第3位にランクインしています。
錚々たる有名どころの劇団さんたちの中で、一世一代の検討ぶりを見せております。
これも、観に来てくださった方、いつも応援してくださっている方のおかげです。
ありがとうございます。

CoRichの劇団オグオブページでは、第14回公演『ツキの王女~のっとりリンリンの6日間』の舞台写真が掲載されています。
(システムの都合により、逆順掲載です。ご面倒かけますが、溯ってご覧ください。)
(PC)劇団オグオブ

 私は、無表情で高慢な貴族のお嬢様・アナベル役をやりました。
 何着もお召し変えをしておりますので、オグオブ自慢のお手製衣装の数々にもご注目ください。
なお、サイトをご覧いただけますと、注目団体ランキングのポイントも加算されます。
ぜひ、ご協力ください。


また、これらの写真を撮影してくれたカメラマン・Cosufiさんのブログには、舞台裏の写真も掲載されています。
> こちら

最後から1枚目と3枚目に、私が登場しています。
プロのカメラマンさんのおかげで、2割増に見えますぞ。
こちらもお楽しみに。


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03:23 | 役者業| トラックバック:0 | コメント:0

WALL・E/ウォーリー
2009/02/14(土)
 2008年アメリカ。ディズニー&ピクサー。
 29世紀の荒れ果てた地球で、宇宙へ脱出した人間たちに置き去りにされて700年、黙々と働き続けるゴミ処理ロボット、ウォーリー。人恋しさを募らせていたある日、真っ白に輝くロボット、イヴが現れ、ウォーリーはたちまち恋に落ちる。ところが、巨大な宇宙船がイヴを連れ去ってしまい…。



 2月14日は、かわいいマネージャー・ゆりさんの誕生日。彼女イチオシの『WALL・E/ウォーリー』をお送りします。

 前半×で、後半は怒涛の逆転を見せる作品。
 なぜ、前半が×なのかというと、ここは好みの問題になるかもしれませんが、私はやはり「人間の目が見たい」のです。
 主役のウォーリーも、新型ロボットのイヴも、さすがにピクサー、ロボットとはいえ目の表情も豊かなのですが、限界を感じずにはいられません。CGアニメでも、役者が人間かロボットかは、感情移入するには随分な違いだなと実感しました。
 序盤からのシンプルなストーリーに先が読めてしまう気持ちになる中盤、ロボットの友達がたくさんできるくだりになると、このままロボット恋愛&友情ストーリーに終始しちゃうのかと落胆して、ちょっとウトウト。


 が、人間様が活躍し始める後半になると、物語は俄然、おもしろい展開になっていきます。
 いいよ! やっぱ、人間様が一番だよ! じゃないと感情移入できないもん!

 と、極論はさておき、ここからは完全なネタバレなのですが、「宇宙へ脱出して700年」という舞台設定から来る、人間様の描写がすさまじいのです。どんなSF映画でも、ここまで描いたものはないのではないでしょうか。
 宇宙船の閉鎖された空間のなかで、ロボットに寄生して生きているので、男も女も、大人も子どもも、身体は色白のぶよぶよ。
 個人モニターが常に眼前にあり、それ以外に視線を移した事もなく、当然、人とコミュニケーションもとることはない。
 歩いたこともないので、下半身に筋肉はなく、たとえ革命で危機が迫っても、よちよち歩きもままならない。
 こんなに末期的な人間様の描写を、明るい色調でコミカルに描くCGアニメって恐いですね。普通に生きていたら、きっとこんなふうになっちゃうという警鐘なのでしょうね。

 この生きている実感、人生への意欲が欠けた人間様が、ロボット達に寄生しているつもりが寄生されていたことに気付き、主体性を取り戻す描写が、映画の後半に盛り込まれます。
 そのリーダー格に成長するのが、宇宙船のキャプテン。堕落した未来人の典型だった彼が、人間として、リーダーとしてなすべきことを自覚して、よちよち歩きで人々を導いていく展開になるまでが、とてもおもしろいのです。
 それにしても、アメリカ人って、インディペンデンス・デイには、なぜリーダーを欲しがるんでしょうね?
 意外と「導かれたい国民性」なのかなと思います。私が今まで会ったなかでは、日本人が一番「導かれたくない国民性」を持っていると感じます。良いか悪いかは、ともかく。
 で、このキャプテンの日本語吹替をしていたのが、草刈正雄。草刈正雄は、声優としての方がクセが目立たず、かっこよくて好きかも。

 小気味よく、テンポ良い展開の合間に、ウォーリーとイヴの恋の進展や、人間とロボットの新しい関係性の構築のシーンが織り交ぜられて、物語は最終局に流れ込んでいきます。
 ラストの恋物語は、まあ、読めちゃうので。

 こんなに汚染された地球に還ってきた人間が、昔のような地球を取り戻すには、どんなことをしなきゃいけないんだろう。
 こんな地球にしないために、自分はいま、何ができるんだろう。
 そんなことに思いを馳せられたら、この映画のメッセージは伝わっているし、それを説教くさくなく伝える手法が、アメリカ映画のおもしろいところだとも思います。

ウォーリーウォーリー@映画生活


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06:47 | 映画・DVD| トラックバック:0 | コメント:0

公演は成功ですよ
2009/02/06(金)
 前回書いた記事の内容や、いろんなところで書き散らしているオグオブ第14回公演の雑感が、あらぬ波紋を生み出しているかもしれません。
 「オグオブの公演は失敗だったの?」と思われたかた、ごめんなさいー。私の語力が足りないのです。

 ありがたいことに、総じて評価は高いのです。
 個人的にいただいた評価も、なかなか良いのです。
 
 前者に対しては、演出面において、私は今回まったく貢献できませんでした。だから、実感はないのです。演出・脚本家他みんなが努力で勝ち取ったものだと考えます。

 後者に対しては、実質一ヶ月で、演出家とがっぷり4つになって創り上げるという状況でした。
 自分が当初抱いたアナベル様のイメージ、脚本の解釈、そして役者としての演技手法。すべてを一度まっさらに捨てて、演出家の意向を投影することに意識を傾けていました。
 これはある程度の経験を積んでしまうと、非常に難しく、勇気がいります。
 はたして、間に合うのか。
 切羽詰まる心境で、4回公演、すべてが彼女たち(演出家、アナベル様)への挑戦でした。
 演出家が求めているアナベル様の像と、正座して膝を突き合わせ、彼女を見極めようと常に目を凝らしていた、そんなイメージをいつも抱いていました。

 結果として、お客様からの評価があるということは・・・、「間に合ったらしい」。まず、そう思いました。
 安堵感が先にあって、そしてもちろんうれしいけど、やはり手放しでは喜べない。アナベル様はそういう相手ではない。
 と思うということは、きっと、演じきれていないということなのでしょう。

 限りある環境で、ベストを尽くしたことを自負している。でも、演じ切れていない。役者としての未熟さはもちろん認める。それだけではない、もっと大きな要因もある。それをどう回避すべきだったのか。
 手放しに喜ぶ立場にあらず。悪いところは改善策を見出し、よいところはそれを伸ばせるよう、さらなる改良策を講じたい、それだけなんですけどね。
 自分の長所短所、自分以外の長所短所を探して、それをどうにかしたいと働きかけてしまう。この性分が一番厄介だと、本気で思う。
 放っておきゃ楽なんだけど。でも芝居に関しては、それもいやなのよ。


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06:49 | 役者業| トラックバック:0 | コメント:0

オグオブ第14回公演_総括
2009/02/02(月)
 一週間も経ったのだから、なにか書かなきゃ。
 とは思うのですが、まだ自分の中で整理がつかないので、ろくなことが書けないことに気付きました。

 ひとこと言えるのは、とても苦しい公演でしたが、前向きに受け止められる公演でした。
 どんな公演でも前向きですけど、苦しいなかで前を向くには格別の意味があると思います。
 自分の弱さと小ささに正面から向き合い、逃げない強さを身に着けられた公演でした。
 役者として成長していたのだったらなお良いのですが、残念ながら、今回は役者は二の次に置かなくてはならない状況だったので…。
 間接的に学べたこともたくさんありましたが、役者としてダイレクトに学ぶ環境が次第に狭まっている状況は、自分のためになんとか打開したいと悩んでいるところです。

そのなかにおいて、今回の公演で私を支えてくれた、友人、仲間、そしてたくさんのお客様には感謝の意を表します。
支えられたから、ここまでやってこれました。
自分ひとりの力で生きているんじゃないと、ドラえもん映画を観たみたいに、素直に何度も感動していました。

特に、家族のみんなには、本当にありがとう。
役者をやるのをずっと応援してくれているのも。
 だからこそ、役者以外の要因で身動きがとれない立場を、本末転倒だと叱ってくれるのも。
 それは、わたしが目指す芸の神髄を、誰よりも理解してくれているからだと知っています。
 言葉にならないほどの感謝と謝罪の気持ちを捧げたいと思います。

役者とはなにか、公演とはなにか、芝居とはなにか。
身に染みて感じました。
ただひたすらに駆け抜けた5か月間でした。


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02:53 | 役者業| トラックバック:0 | コメント:0
[ PROFILE ]

NAME : のんゆり
劇団オグオブの女優です。
劇団オグオブHP>>>
http://www.ogob.jp/

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オレンジジュースに罪はない
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