標高何メートルくらいだろうなあ、1時間とかかけて登って、周り適当に眺めつつ大判焼き食べて帰るだけなんですが。何考えてたんだろうね~
あ、山岳文学だと夢枕獏の「神々の山嶺」が好きです。てか山岳文学それしか読んだことない。かっこつけるな、俺。
あ、片寄でした。
2011/06/09(木) 13:14:07 | URL | ざちう #0XOQoSUM[ 編集]
◆ 岳~GAKU 2011/06/08(水)
2011年日本。原作:石塚真一。出演:小栗旬、長澤まさみ。山岳救助隊となった久美子は、日本アルプスの救難現場で超人的な山登りの技術を有する山岳ボランティアの三歩と出会う。山岳救助の悲惨な現実と過酷さに直面しながらも、常に前向きに山を愛する三歩に励まされながら、久美子はトラウマを乗り越えて、山岳レスキューとして成長していく。 山岳ものは劇場で観るものだと何かで読みましたが、本作も大スクリーンで山の美しさを堪能したい作品です。 山岳救助と言っても、夏でも冬でも山はひらいているわけで(山に無縁な私にはその意識は希薄でしたが)、その季節折々の救難ドラマを描きつつ、さまざまな山の四季の美しさを堪能できる作品です。 クレバスの底や断崖絶壁など、恐らく一生お目にかかることがない地の果てすら、観客はまったく身の危険の及ばない場所にいながら、キャストと一緒に体感できます。こんなお得なことはありませんね。山岳映画万歳! 山に馴染みのある方にもスクリーンの美しさで大評判、私のようなズブの素人でも「山って過酷だよね」とハラハラドキドキが楽しめる作品です。が、映像美に比して演技面ではちょっと物足りなさが残るかなとは思います。 原作マンガのエピソードをうまくつないで要所要所で感動どころが用意されてはいますが、ストーリーは極めてシンプルな主人公の成長物語。ヒーロー三歩の風変わりな性格の表現が舞台風味で、大自然を描ききった本作とやや不協和音の印象が残ります。 しかし、主役のふたりは演技よりも山岳レスキューとしての技術習得に注力せざるを得なかったみたいで、演技を超えたその登攀技術には感服です。スタントを使っている? かもしれませんが、いやいや、非スタント部分だけでも努力を超えた努力が伝わってきますよ。そういう点でも爽やかな作品です。 長期間にわたる山岳ロケは相当きつかったのでしょうか。終盤に久美子が病院のベッドで寝ているシーン、致命傷と言えるほど顎のラインがふくふくしていて、映像修正してあげればいいのにと本気で心配になりました。でも、今の映像女優さんはやせすぎだから、多少はふくよかなくらいが好感度高いと思います(自己弁護)。 さて、山登りの苦い思い出としては「筑波山で遭難した」というものがありまして。 関東有数の家族で楽しめるメジャーな山の筑波山で、下山中にとっぷり日が暮れ、電波がつながる場所までなんとか下りて通報し、警察にごやっかいになりました。夕刻の山をナメてた私の苦い思い出です。真っ暗で足元が見えず、負傷者も出て、滑落の危険すら感じて本当に怖かったです。それ以来、山恐怖症。今でも筑波山を臨むと、足が震えます。 喉元過ぎてしまえば笑いのネタですが、まったく同じ状況を原作者のかたもなさったそうです。原作を読んでいると山の百戦錬磨と拝見しますが、「筑波山ナメてごめん。」という経験話として掲載されていました(原作者はお尻歩きで自力で下山なさったとか。あの深淵のなかを、すごい!)。 そのエピソードに、思わずニヤリ。 山を、大自然を決して甘く見ちゃいかんです! 山に登ったら魅せられるって本当かなあ。 ↓↓↓ 1日1回クリック。ブログランキング ・岳 -ガク-@ぴあ映画生活 スポンサーサイト
コメント ◆No title
まだ高校生の頃なんか山にはまって毎週登ってた。大判焼き持って(山頂でたべるの)。
標高何メートルくらいだろうなあ、1時間とかかけて登って、周り適当に眺めつつ大判焼き食べて帰るだけなんですが。何考えてたんだろうね~ あ、山岳文学だと夢枕獏の「神々の山嶺」が好きです。てか山岳文学それしか読んだことない。かっこつけるな、俺。 あ、片寄でした。 2011/06/09(木) 13:14:07 | URL | ざちう #0XOQoSUM[ 編集]
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