半径723mmの鑑賞録
 歴史好きな舞台女優による「古今東西、美しいもの」の鑑賞録です。 最新流行を追わなくても、「いいものは、いい」。 それを、きちんと形に残していければいいな。 ※ネタバレ注意※
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鹿児島歴史たび 4 「西郷どん」
2007/09/26(水)
 いざ次の場所へ!と気負ってはみたけれど、空き時間を利用したふらふら紀行なので、目的地なんてないのでした。
 とりあえず市街に向かいつつ、車内から見たもの。
 川辺峠からのぞむ錦江湾 → 谷川護国神社 → 市立考古博物館 → 西郷隆盛誕生の地 → 維新ふるさと館 → 城山公園


 城山公園の観光案内に「西郷洞窟」とあり、徒歩で目指すことにしました。
 「ドン広場」(紙砲をドンと撃って時報を知らせた)を過ぎたあたりで、ひどいどしゃぶり。同じく途方に暮れていた犬の散歩中のおばあちゃんと、道案内がてら話し込んでしまいました。
 「その、首にぶら下げてるものは何なの?」「iPodと言って音楽を聴けます。」「そうかね。サイゴウタカモリならバスで降りないと。」
 なんだか脈絡のないおばあちゃんだなー、場所勘違いしてないかなーと不信感でいっぱいのまま、車に乗り換えます。
 
 やっぱ遠かった。路線バスも停まった。おばあちゃん、ありがとう! いいおばあちゃんだ!
せごどん1

 せごどん2

 西郷洞窟。
 西南戦争最後の本陣。熊本・田原坂の激戦から退却後、故郷鹿児島城山に布陣した西郷軍。城山山道の洞窟に本陣を置くも、近代武装した政府軍の猛攻に耐え切れず、5日後には退却。この洞窟を捨てた直後、西郷隆盛は最期を迎える。


 こんなところに本陣を退く。もはや、敗北は動かしがたい事実だと誰もが悟ったことでしょう。
 それでも、白旗をあげるわけにはいかない。武士の最後の意地がしのばれます。
 本陣といっても、とても狭いのです。2畳と5畳くらいの細長い洞窟が隣り合っています。何人が横になれるでしょう。最後の5日間、ふもとの官軍の銃声を耳にしながら、まんじりともせずに夜を明かしたにちがいありません。
 もしかしたら、死に場所をさがしていたのかもしれません。

 そして、「敬天愛人」の碑の脇を通り、車で5分。

さらば、せごどん

 西郷隆盛終焉の地。
 洞窟の本陣から退却してわずか300メートル、西郷は太腿と腰に流れ弾を受ける。死地を悟った西郷はこの地で自刃する。


 ここですよ、有名な「晋どん、もうここらでよか」の地!! きゃー。学研マンガ『西郷隆盛』で読んだぞ。
 おしゃれなマンションの隣の、ひっそりとした場所でした。

 それにしても、「晋どん、もうここらでよか」って意味がつかみづらいな~と子どものころから悩んでいたのでしたが、英語案内では「Shin, my friend, as far as we go.」と訳してあったんですよ。
 泣きましたよ! 心は滂沱の涙!!
 なんかもー「おれら、こんなとこまで来ちゃったんだな。」みたいな、「やるだけやったよな?おれら。」みたいな、なんかそーいう感じでしょうか!!(英語はもちろん苦手なのでお笑いめさるな。)
 こーして、晋どんこと別府晋介の「御免なったもんし(お許しください)」の掛け声による介錯で、西郷隆盛、自刃。享年50。

 
 「西郷どん」は鹿児島の方言では「せごどん」と呼ぶらしい。
 当日は「せごどんウォーキング」週間。西郷さんのゆかりの地には案内員が常駐しているとパンフレットにはありました。・・・が、そんな方には会いませんでしたなぁ。ま、台風一過だったしね。


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12:00 | 歴史| トラックバック:0 | コメント:2


コメント
お初で~す
実は実家(本家)は鹿児島のえぼし屋で~す。

西郷どんは実はその後も生きていて、ロシアに亡命し、近々皇太子ニコライ2世の来日と共に帰郷するという伝説が残りました。

それを真に受けた巡査津田三蔵は恐怖のあまり来日した皇太子に斬りかかった・・・これが有名な「大津事件」の真相だという説がありますが、さて・・・。
    2007/09/28(金) 11:01:54 | URL | えぼし屋本舗 #-[ 編集]
>えぼし屋さま
そいつはまた大冒険ですね。
義経並みの波乱万丈ではないですか。
征韓論からのロシアつながりってわけなのでしょうね。
大津事件に波及すると言うのは、物語として非常に興味深いですね。
    2007/10/01(月) 01:46:42 | URL | のんゆり #-[ 編集]

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