半径723mmの鑑賞録
 歴史好きな舞台女優による「古今東西、美しいもの」の鑑賞録です。 最新流行を追わなくても、「いいものは、いい」。 それを、きちんと形に残していければいいな。 ※ネタバレ注意※
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バブルへGO!
2007/11/20(火)
バブルへGO!タイムマシンはドラム式
公式HP>>> http://www.go-bubble.com/

 2007年日本。主演;広末涼子、阿部寛。
 不況の現代を救うため過去にタイムトラベルした母を捜すべく、財務省官僚の下川路に、1990年に送られた真弓。タイムトラベルした日本は、2007年の常識では信じられないバブルの絶頂だった。
 バブル崩壊の契機となった大蔵省の通達を阻止できるのか?



 「バブルって結局なに?」新聞記者の父に数年前たずねたところ、「わからない。バブルとはなんだったのか、日本の誰もわからないんだよ。」と教えられました。
 少し年齢が上のかたはバブルの恩恵で派手に楽しめたようですが、ポストバブル世代には真面目な学生生活と就職難しか記憶にありません。 これって損をしてるんでしょうかね?

 映画で描かれた1990年の描写は、誇張しているかどうかもわからないというのが正直なところ。
 ダンパでタクシーチケットを束でもらえたり、いきずりの人にティファニーをもらったりというのは、さすがにそう頻繁にあったことではないんじゃないかと思うのですが。
 原作も『気まぐれコンセプト』だし、宣伝業界の1990年代であって、一般人の実態とかけはなれているのでは。

 それでも、「この好況が終わるはずがない」という楽観視は一般的だったのでしょう。1990年の楽観的態度は歴史を知ってしまったわたしたちにはそらおそろしい気がします。
 けれど「根拠もないが、現状は継続する」という志向性が日本人にはあるそうで、先日も「不況が終わらないと信じ込んでいるから景気が上向かない」と、ある経済コメンテーターが言っていました。これがまるまる不況の要因ではないでしょうが、経済はかわっても、考え方のシンプルさは同じなのかもしれません。

 このように「バブルとはなんだったか?」を整理するにはよい映画です。
 どたばた喜劇のなかにも意外に(といっては失礼か。)真面目に取材してあり、それが骨太エンターテイメントの印象もかもしだしています。


 芸術性は?と問われると、そのへんは残念ながら。広末バディはキレイだったけど。
 演技も脚本も演出もテレビ的というか、普通だし。「地上波初登場!」が早く望まれます。たぶん、2年後には誰も振り向かない、消耗品のような作品です。時代性エンタメとしては、この軽薄さもおもしろいんだけどね。ケータイ機能や流行語などが売りなので、しょうがない。
 タイムマシンが大手メーカーの最新ドラム式洗濯機という設定にはじまり、企業宣伝カットの尺が露骨に長いのも、やたらと目に付いたなあ。
 とはいえ、エンタメ度がかなり高い、楽しい、笑える作品です。


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バブルへGO!

ストーリーを読みたい方は(ネタバレ注意)→→→→

【バブルへGO! あらすじ】
 死んだ母の友人と称して、真弓のまえに現れた財務官僚・下川治。実は母はタイムマシンの発明者で、バブル崩壊を止めに行った1990年で行方不明なのだという。借金を抱えていた真弓は報酬をあてにしてタイムトラベルに挑む。

 1990年に到着し、大蔵省局長・芹沢に面談した真弓。母の居所をしらないと突っぱねられた矢先、若い下川治にナンパされる。下川治だけでなく、2007年に出会ったひとびとは、みんなバブルに酔って豪奢な生活を享受していた。
 真弓にさまざまな証拠を見せられ「未来からやってきた」という話を信じるようになった下川治は、真弓の母さがしを手伝うようになる。そんな折、1990年の真弓の母と出くわし、真弓が下川治の娘であると告げられるのだった。
 芹沢局長の密談会場に忍び込んだ真弓と下川治。バブル崩壊契機になった総量規制通達は日本経済を牛耳ろうとする芹沢局長の陰謀だった。真弓と下川治はその陰謀をマスコミに暴き、2007年の母と1990年の母を救い出した。

 ドラム式洗濯機で2007年に戻ってきた真弓と母。そこに黒塗りの自動車で下川治が迎えに来る。未来がかわった2007年で、下川治は総理大臣となり、妻と娘を迎えるのだった。

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バブルへGO!!  タイムマシンはドラム式
バブル世代にはとっても懐かしく(笑)思える映画ではないかなって思います。DVDで観たのですが、出てくるもの全て、そうそうこんなのあったなぁって感じのものばかりでした。ポケベル(俺は東京テレメッセージでした)、紺ブレ(俺はダブルの紺ブレを愛用していました)
    2007/11/21(水) 00:21:18 | ☆街のお風呂屋さん☆
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