半径723mmの鑑賞録
 歴史好きな舞台女優による「古今東西、美しいもの」の鑑賞録です。 最新流行を追わなくても、「いいものは、いい」。 それを、きちんと形に残していければいいな。 ※ネタバレ注意※
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沖縄国際映画祭
2012/03/23(金)
現在、第4回『沖縄国際映画祭』(3/24~31 吉本興業主催)プログラムの一環として、
「JIMOT CM COMPETITION」(地元CMコンペ)が全国規模で行われています。

関東代表 千葉県佐倉市の地元CMに、
私も脚本・構成協力&出演させていただいてますので、
なにとぞ投票のご協力をお願いします。

投票期間が短くて、締切はなんと本日23日23:59!
告知が遅いですね。。。。反省
投票締切後も試聴は可能(のはず)なので、是非ご覧ください!

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【投票期間】3/19(月)22:00 ~ 3/23(金)

【投票方法】「沖縄国際映画祭」公式サイトにて、視聴・投票をお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.oimf.jp/jp/local/jimot.php
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CM撮影は、2/23に京成佐倉駅で、2/24に佐倉城址公園で行われ、
人気急上昇中のよしもと若手芸人 ジャングルポケット 斉藤 慎二 さんと、
和装エキストラの皆さん、
佐倉・城下町400年記念イメージキャラクター「カムロちゃん」も一緒に城下町・佐倉をPRしました!

この地元CMは、3/19~3/23のインターネット投票を経て、審査員による選考が行われ、
3/25(日)沖縄国際映画祭会場で、グランプリ作品(地上波放映予定)が決定されます。
(※映画祭当日のもようは動画サイト「ユーストリーム」で生中継!)

私がどこに出演しているかというと…
心の目と耳を開けば、すぐにわかると思うのですが☆


03:04 | 映画・DVD| トラックバック:1 | コメント:0

岳~GAKU
2011/06/08(水)
 2011年日本。原作:石塚真一。出演:小栗旬、長澤まさみ。
 山岳救助隊となった久美子は、日本アルプスの救難現場で超人的な山登りの技術を有する山岳ボランティアの三歩と出会う。山岳救助の悲惨な現実と過酷さに直面しながらも、常に前向きに山を愛する三歩に励まされながら、久美子はトラウマを乗り越えて、山岳レスキューとして成長していく。



 山岳ものは劇場で観るものだと何かで読みましたが、本作も大スクリーンで山の美しさを堪能したい作品です。
 山岳救助と言っても、夏でも冬でも山はひらいているわけで(山に無縁な私にはその意識は希薄でしたが)、その季節折々の救難ドラマを描きつつ、さまざまな山の四季の美しさを堪能できる作品です。
 クレバスの底や断崖絶壁など、恐らく一生お目にかかることがない地の果てすら、観客はまったく身の危険の及ばない場所にいながら、キャストと一緒に体感できます。こんなお得なことはありませんね。山岳映画万歳!
 
 山に馴染みのある方にもスクリーンの美しさで大評判、私のようなズブの素人でも「山って過酷だよね」とハラハラドキドキが楽しめる作品です。が、映像美に比して演技面ではちょっと物足りなさが残るかなとは思います。
 原作マンガのエピソードをうまくつないで要所要所で感動どころが用意されてはいますが、ストーリーは極めてシンプルな主人公の成長物語。ヒーロー三歩の風変わりな性格の表現が舞台風味で、大自然を描ききった本作とやや不協和音の印象が残ります。
 しかし、主役のふたりは演技よりも山岳レスキューとしての技術習得に注力せざるを得なかったみたいで、演技を超えたその登攀技術には感服です。スタントを使っている? かもしれませんが、いやいや、非スタント部分だけでも努力を超えた努力が伝わってきますよ。そういう点でも爽やかな作品です。
 長期間にわたる山岳ロケは相当きつかったのでしょうか。終盤に久美子が病院のベッドで寝ているシーン、致命傷と言えるほど顎のラインがふくふくしていて、映像修正してあげればいいのにと本気で心配になりました。でも、今の映像女優さんはやせすぎだから、多少はふくよかなくらいが好感度高いと思います(自己弁護)。

 さて、山登りの苦い思い出としては「筑波山で遭難した」というものがありまして。
 関東有数の家族で楽しめるメジャーな山の筑波山で、下山中にとっぷり日が暮れ、電波がつながる場所までなんとか下りて通報し、警察にごやっかいになりました。夕刻の山をナメてた私の苦い思い出です。真っ暗で足元が見えず、負傷者も出て、滑落の危険すら感じて本当に怖かったです。それ以来、山恐怖症。今でも筑波山を臨むと、足が震えます。
 喉元過ぎてしまえば笑いのネタですが、まったく同じ状況を原作者のかたもなさったそうです。原作を読んでいると山の百戦錬磨と拝見しますが、「筑波山ナメてごめん。」という経験話として掲載されていました(原作者はお尻歩きで自力で下山なさったとか。あの深淵のなかを、すごい!)。
 そのエピソードに、思わずニヤリ。
 山を、大自然を決して甘く見ちゃいかんです!


  山に登ったら魅せられるって本当かなあ。
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岳 -ガク-@ぴあ映画生活
20:57 | 映画・DVD| トラックバック:0 | コメント:1

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
2010/12/31(金)
 2010年アメリカ。監督:デイビッド・イェーツ、出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
 ヴォルデモートが魔法省への支配を強め、マグル弾圧が進むようになるなか、ハリーはダンブルドアの遺言により、6つの分霊箱を破壊する旅に出る。怪我や不信感により、ロンやハーマイオニーと仲違いすることになり、仲間は分裂した…。



 映画は全作観ているはずなのですが、毎度、内容のおさらいから始めてしまいます。本は1冊目の30頁めでストップしたままで、家族に詰られる毎日。ファンタジーが性にあわないのでしょうか、ファンタジー劇団の女優なのにねえ。

 シリーズ7作目にもなると内輪ネタに走るばかりだろうと思いきや、そうでもない。特に今回は仕切り直しの雰囲気があり(前作はつまらなかった)、主人公たちがいい加減大人にしか見えない所を逆手にとって、「恋」でまとめる力技に出ました。

 つまりは主人公たちの三角関係なのですが、原作にない恋のもつれも加味して、児童作品にしてはギリギリすぎませんかコレ!な描写になっております。
 今まで描かなかったのが不思議と言えば不思議なのですが(エマ・ワトソンかわいいしね。)、描かれてしまうと周囲のお子様たちの視線が…ではなく、原作のニュアンスは大丈夫なのでしょうかね。と心配すると、原作好きの方にすれば、「もうすでにかなり手が加わっているから。」とあっさりしたものです。
 この作品に関しては一家言もそれ以上もある方がたくさんいらっしゃるでしょうから、私などが何事を言うかという感じになりますので、今日は大変あたりが柔らかいレビューなのですけれども、ハーマイオニーとロンのカップルファンとしては、元鞘に戻ってくれて嬉しいです。

 ついでに(ネタバレです!)、分霊箱があと3つも残ってる!ヴォルデモートとも戦わなきゃならないのに!と心配してしまいましたが、それも残り1作でどうにかなるようですね。
 今作はおもしろかったので、シリーズを見続けて初めて、次回が楽しみになってきました。
 そろそろ、原作を読まなければなりませんね。

 最後に、大好き☆ヘレナ・ボナム・カーターが今回も切れっ放し演技で、いやあ、本当に素敵なお姐さんです。ああ、こういう味付けの濃い役者さんになりたい。
 役者も監督も懲りすぎるティム・バートン作品ではないほうが、キレキャラがストレートに決まり、一層好印象になるように思えました。


  今年最後になりました。2011年もよろしくお願いします。
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03:45 | 映画・DVD| トラックバック:0 | コメント:0

武士の家計簿
2010/12/17(金)
 2010年日本。監督:森田芳光、出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子
 幕末の加賀藩、御算用者の家系・猪山家の8代目直之はそろばん狂で真面目一途。武士の体面よりも経理の適正を重んじる性格が災い(幸い)して、藩の経理の不正を暴き、一家を挙げての借金返済に大鉈を振るう。



 武士もの邦画が大当たりの昨今、従来の時代劇にどんな演出を施すかで競っている面があると感じます。 
 ヒット続きの藤沢周平ものは、いずれも定番の人情物を自然な演技と演出で描きます。確かに食傷気味。しかしそれに対抗する時代劇であったとしても、テーマそのものが斬新であれば、むこうを張って奇抜な演出をする必要もないかなと思うのです。

 本作は、武士が体面を気にせず算盤を武器に幕末を渡っていくという設定自体がおもしろいと思うので、ここは直球勝負で良かったのではないでしょうか。
 その点では、森田監督らしさが邪魔しているのが残念な作品と言えます。
 例えば、絵描き鯛を掲げて一家全員が芝居風に歩くシーン。展開もくどい上の過剰な演出で白けてしまいます。現代劇だとアクセントになる濃い森田節が、素材の濃い味を相殺してしまった感じがしました。
 一方で、白黒の土塀の前を官軍が行進していくシーンは、映画のモチーフとも合致していて、スタイリッシュでとても美しかったと思います。こういう森田節を期待した観客は多いと思うのですが。

 ストーリーに山をもうけなかったのも残念。
 藩の不正経理を暴く実直で誠実な性格、体面を気にせず借金返済する武士らしくない合理性、感情を押し殺して算盤に向かう不器用さ、親子の確執と邂逅。エピソードに託されたメッセージが時系列で届くのですが、じゃあどれが一番言いたかったのかとなると、どれも決め手に欠ける平板な描き方でした。
 積み重ねで大きな感動を生むのかと言うと、これも成功しておらず、鑑賞後爽快な気分になるという策人には至らなかったのが惜しいと思えました。

 役者さんで目を引くのは、祖母役の草笛光子。
 算盤オタクの主人公はこの人の血筋だと説得力を持たせてくれる、理知的で艶やかな演技が印象深かったです。


   ひさしぶりに書きました。
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22:55 | 映画・DVD| トラックバック:0 | コメント:0

悪人
2010/09/30(木)
 2010年日本。原作:吉田修一、監督:李相日、出演:妻夫木聡、深津絵里。
 福岡で保険外交員の女が殺害され、長崎在住の建設作業員の男が指名手配される。彼と出会い系サイトで知り合った地味な女店員は、彼とともに逃避行を重ねる道を選ぶ。



 メッセージ性の高い、良い意味でわかりやすい作品。この監督さんの特長ですね。
 作品全体のエンターテインメント性を維持しつつ、重いメッセージをごり押しせずに観客に持ち帰らせる。うん、うまい。

 「悪人」とは、容疑者の男だけを指すのではありません。
 被害者も、容疑者も、容疑者に逃亡を唆した女も、罪に問われなかった関係者も、容疑者の家族も、マスコミも。
 犯罪とは言えない程度のささいな悪意が重なっていき、ある契機で爆発して「犯罪」と「悪人」が生まれる。そして、そこから、ささいな悪意の連鎖がまた始まる。
 この連鎖のうちでは、すべての人が犯罪に加担していたことになるけれども、本人たちには悪意はない。自分はちょっと愚かだったと反省するのがせいぜい。
 このように、私たちは日常的に加害者であるにも関わらず、その事実から目を逸らして生活している。最も悪なのは、無意識であることではないか。足を止めてその罪に気づくのは、大事なものを失ったときである。そういうメッセージを感じました。

 好感が持てるのは、「被害者だって加害者なんだよ(その逆も有)」という安易な終着点に下りず、理由の如何を問わず、犯罪者である事実は絶対に揺るがないという一貫した冷静な姿勢です。恋愛映画でありながら、主人公たちに過剰に感情移入せず、正当化もしません。
 その姿勢を固持することで、「犯罪者は必ず悪人だが、悪人は必ず犯罪者とは言えない。」との構図をむしろ浮き彫りにします。

 最近の邦画には珍しく、情熱的に感情を表に出す役柄が多い作品です。
 ここまで感情をおおぶりに出すのは難しいだろうなと思うのですが、冷静で淡々とした役柄と二極化させた場合、後者の方が演技評価が高くなる傾向があるのはちょっと残念。(なんでなんだろー。)
 だけど、満島ひかりちゃんと岡田将生くんは、もっと評価されていい。悪意なく軽薄な、等身大の若者の演技が上手なおふたりです。(余談ですが、『モテキ』の満島ひかりちゃんは、台詞回しが上手だなあと実に感心します。)ちょっぴりしか出ない余貴美子も、憎めない悪母ぶり。
 こういう故意なき悪人達が、感情豊かにしっかり脇を固めているからこそ、この作品に説得力を感じるのでしょうね。


  悪い青年がマスオくんって名で、福岡弁なので、個人的にツボ。
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